オフィス・ビブラビの長尾です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。
貯蓄の相談で多いのは、いくら貯めれば良いか?です。どのように決めると良いのでしょうか?
ファイナンシャルプランナーなのだから、いくら貯めると良いか分かるでしょう?と言われることがあります。そんな時は、正直に答えます。分かりません!と。
探してみると、貯蓄額の情報を多く見つけることができます。年代別の調査結果もあります。金融機関やファイナンシャルプランナーなどからは、推奨する貯蓄額が提示されています。その金額には大きなバラツキがあります。
バラツキの大きい情報を見て、どう感じるでしょうか?
自分の貯蓄額よりも多いと不安になるでしょう。少なければ安心するでしょう。心配性の人は貯蓄額が多い情報に注目して焦りを感じる人が多いです。楽観的な人は少ない情報に注目して安心する人が多いです。
しかし、どちらも良くありません。必要な貯蓄額は性格や考え方や感覚で決まるものではないからです。見つかる情報は、平均値か中央値、最頻値です。参考にはなりますが、自分に必要な貯蓄額を考えるための参考にはならないのです。
家庭はそれぞれ収入がいつまで、いくらあるかも違います。必要な生活費も違います。もらえる年金額も違います。住居費も違います。
例えば住居費で言えば、最低限必要なお金は戸建ての持ち家なら固定資産税だけです。持ち家でもマンションなら固定資産税は戸建てより少ないですが必要です。さらに共益費、修繕積立金、車を持っていれば駐車場代も必要です。もちろん賃貸ならば、家賃や共益費が一生必要です。住居によって毎月必要な金額は十万単位で違いがあります。年で考えると百万単位の違い、老後期間全体で考えると千万単位の違いになります。
住居費だけで、これだけ大きな違いがあるのです。平均値も中央値も最頻値がちょうど当てはまる人はほとんどいないのです。
必要以上に備えようとすると、今の生活を必要以上に制限し、倹約しなくてはなりません。必要な備えをしなければ、将来お金に困ることになります。
冒頭に書いた通り、ファイナンシャルプランナーでも何も情報がなければ、いくら貯蓄すれば良いかを聞かれて、分からないと答えるしかありません。しかしライフプランやライフスタイル、家計のお金についての多くの具体的な情報があれば計算することはできます。
自分はいくら貯蓄する必要があるのか?
あなたと家族のために大切なことです。一度考えてみてはいかがでしょうか?
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オフィス・ビブラビ代表。
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