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お金の問題は現実より大きく感じる


オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

お金について、何も心配のない人はいないでしょう。ローンや借金の返済に困っている人は心配しているのは当然でしょう。しかし、月々の支払い、日々の生活に問題はない人でも心配事は持っています。例えば、子供の教育資金、老後の生活資金などです。

ところが実際に心配していると自覚している人は多くありません。ファイナンシャル•プランナーとして多くの方の相談を受けて来ましたが、心配していないのではありません。厳しい言い方をすれば、目を背けている人が多いです。見て見ぬフリ、気がついていないフリをしています。何とかなると思っている、というよりも向き合うことを避けて、何とかなると思い込もうとしている人が多いように感じます。

また、お金のことは話題としては避ける傾向があります。あまりにも個人的で、微妙で、気を遣わなくてはならない話題だからです。家計を一つにして生活している家族の間でも、同じです。家を買う、子供の進学が近いなど、大きなお金が必要な時以外は話題に登りません。

どうしてお金の問題と向き合わないのでしょうか?

まず、お金のことを考えなくてはならい時は、大きな金額のお金が関係する時か、切羽詰まった時のことが多いです。つまり、重たい話題です。重苦しく深刻な雰囲気になります。多くの人にとって、お金の話をする時間は、苦痛なのです。

そして、話した結果、決まることの多くは、お小遣いの減額やレジャーの予算削減など節約です。誰にとってもうれしいことではありません。

さらに、お金のことを考えようとすると、金融や経済などが関係してきます。これらについてきちんと学ぶ機会はありません。分からないし、難しいと感じている人が多いです。

お金の問題は楽しいことでない上に、難しい。だから、お金のことを考えるのは避けたい。このような思いが、お金の問題を現実以上に大きく感じる一種のクセがついているように思います。

楽しくなくても、面倒でも、お金の問題とは向き合わなくてはなりません。放置していても問題は解決することはありません。それどころか、もっと深刻になります。

お金の問題の多くは、きちんと向き合えば解決可能です。そして実際に向き合ってみれば、必要な知識は多くありませんし、それほど難しいものでもありません。必要なのは、自分で考え、自分で決め、対処する姿勢です。現実以上に大きな問題、対処出来ない問題と決めつけず、向き合ってみましょう。