ビジネスパーソンに大切な三つの健康

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病院も医師も選んでいい


オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

体の不調があれば、病院に行くと思います。お医者さんに診察してもらい、診断してもらい、治療してもらうためです。

最近はネットなどで調べると、病気や治療に関する情報はたくさんあります。気になる症状があったり、病院に行ったけれど良くならない場合、調べる人もいると思います。調べること自体は良いことです。

ところが調べてみると、かかったお医者さんの診断と違う病気が当てはまることがあります。同じ病名でも自分が受けているのとは違う治療法が見つかることがあります。症状が改善しなかったり、時間やお金や手間などの面で受けている治療の負担が大きかったりすると、疑心暗鬼になるものです。違う病気なのではないか?もっと負担の少ない治療法があるのに、使わないのは、かかっているお医者さんがダメなのではないか?などと、思い始めるでしょう。

しかし、調べるのは良いことですが、自分の判断が正しい、お医者さんがダメだと決めつけるのはお勧めできません。私たちは、医学については素人であることを忘れてはいけません。素人判断してはいけません。

ただし、お医者さんの診断や選んだ治療法を、疑わないことを勧めているわけではありません。疑問に思うことは、きちんと尋ねる方が良いです。そして、理解出来るまで説明してもらうと良いです。

ここで注意しなくてはならないことがあります。先程書いた、自分の判断が正しいと思い込まないことです。自分の判断が正しいと思い込んでしまうと、自分の判断と違うと、嘘を言っている、誤魔化している、適当なことを言っている、などと思ってしまいがちになります。自分の判断の方が正しいと思い込み、医師がダメだと決めつけるのは良くありません。私たちは医学に関しては十分な知識を持っていない素人なのですから。

しかし、自分の健康のためです。お医者さんの言うことを疑問も持たずに信じることも良いとは言えません。疑問があれば、説明を求めて良いです。きちんと説明してくれず、診断や治療法に不満があれば、病院や医師を変えても良いと思います。

その病院では望む治療が受けられないことが分かるかもしれません。新しい治療法が出来ない、治療法の選択肢が限られている病院がほとんどです。全ての治療法が出来ないのは、どうしようもない現実的な理由のことが多いです。不勉強とか、保守的とか、患者思いではない、などが理由でないことも少なくありません。対応出来ない病院や医師を責めたくなる気持ちも分かりますが、仕方がないことの方が多いです。この場合は、他の病院にかかることを考えるのも良いと思います。

もちろん、医学の素人であることを忘れず、自分の判断や希望が正しいと思い込まないように注意しなくてはなりません。しかし、病院にかかるのも治療を受けるのも自分のためです。これらのことには注意しなくてはなりませんが、病院や医師、治療法は患者である自分で選んで良いのです。