ビジネスパーソンに大切な三つの健康

ビジネスパーソンの人生を充実させるアイデアを提供します。

受け入れることから始める


オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

人には喜怒哀楽があります。これらの感情があるから人間なのです。感情を無くすことは出来ません。無視することも出来ませんし、押さえつけるのにも無理があります。

心が健康であるためには、精神的に落ち着いていること、言い換えると、心が平安であることが必要です。喜怒哀楽の内、喜びや楽しみはプラスの感情なので問題ありません。

反対に、怒りや哀しみの感情は心を乱します。しかし、頭では分かっていても、日々心を乱すようなことが起こるものです。そして、起こったことや、その悪い影響で辛い思いをし、哀しむでしょう。辛い気持ちが転じて、その原因を作った人、関係のある人に対して怒りを感じることもあるでしょう。その相手を恨むかもしれません。自分の運のなさや運の悪さに落ち込み、恨めしく思い、全てを諦める気持ちになるかもしれません。

さらに周囲の人の中には、好きになれない人もいるものです。その人の言動は何かと不愉快でしょう。自分は気分よく過ごせないのは、その人がいるからだと思うかもしれません。

原因が出来事であっても、人であっても、これらのマイナスの感情に囚われると、心が健康であるとは言えません。

一方、いつも心の健康を保っている人がいます。その人には悪いことは起こらないのでしょうか?嫌な人はいないのでしょうか?そんなことはありません。誰にでも良いことも起これば、悪いことも起こります。その人の周囲にも、その人が好きになれない人もいます。それでも、心の健康状態の良い人と悪い人がいます。

では、心の健康を保つには、どうすれば良いのでしょうか?

まず自分の感情の扱い方を身に付けることです。そのために最初に必要なのは、現実を受け入れることです。

実際に起こっていることは、現実なので変えることは出来ません。誰かのせいにしても、現実は変わりません。周囲にいる人の一人が、あなたにとって不愉快であっても、その人はそこにいます。そして、その人のことをいくら嫌っても、その人があなたが好むタイプの人に変わることもありません。

好ましくないことも起こりますし、気に入らない人も周囲にいます。一喜一憂するのは構いません。湧き起こる感情を否定する必要はありません。無視することもありません。押さえつけることもありません。問題はマイナスの感情に満たされ、囚われてしまうことです。一度マイナスの感情を自分で受け止めたら、跡はただ現実として受け入れるのです。

現実として受け入れたら、先に進むことが出来ます。と言うよりも、現実しとして受け入れるから、前に進めるのです。このマイナスの感情の扱い方は、提供しているサービスの中の人間関係構築術でも大切なテーマの一つです。ブログでも、またの機会に書こうと思っています。