オフィス・ビブラビの長尾です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。
しばしば、いくら貯金をすれば良いのかと聞かれます。これほど困る質問はありません。
一時、老後生活のために2千万円必要、というコマーシャルがありました。このように、「いくらあれば大丈夫です!」と断言できたら良いのですが、それは無責任だと思っています。足りなければ老後の生活に困ります。多すぎれば貯蓄するのに今の生活を必要以上に切り詰めなくてはなりません。
ファイナンシャルプランナーをしていて実感しているのは、家庭によってライフスタイルは違い、それによってお金の使い方も違うということです。そのため、平均とか一般的というのは意味がないのです。
例えば老後の生活費を考えてみましょう。食べ物や服、レジャーにかけるお金はある程度調整できるでしょう。使えるお金が少なくて、我慢することが多いことが良いかどうかは別の話ですが。
ところが住居費は金額も大きい上に、ほとんど工夫の余地はありません。例えば賃貸であれば、ずっと家賃を払い続けなくてはなりません。持ち家でも戸建てならばローンを払い終えていれば、どうしても必要なのは固定資産税だけです。マンションならば固定資産税は戸建てよりも安いですが、共益費や修繕積立金、車を持っていれば駐車場代も必要です。この住居費の差は家庭によって大きく違います。
そして、もう一つ大きいのが老後の収入の中心となる年金の額です。加入している年金、加入していた期間、厚生年金ならば働いている間の収入によって決まる保険料、これらによって受け取れる年金額には大きな差があります。
住居費も年金の金額も月々で考えると大きな差ではないかもしれません。しかし老後資金を考える場合、30年以上の期間で考えなくてはなりません。つまり、月々の金額の500倍近い違いになるのです。
将来に必要なお金の準備を考える時、モデルケースや平均値は参考になりません。計算してみないと分かりません。そして資金準備するには、貯蓄しなくてはなりません。貯蓄するということは、今使えるお金の一部を使わないで過ごすということです。
今も将来もそれほど我慢する必要がないかもしれません。しかし、必要な貯蓄をするために今の生活で我慢しなくてはならないことが増えるかもしれません。今の生活を優先して貯蓄を少なくしていると、老後の生活で我慢しなくてはならないかもしれません。
これは将来のキャッシュフローを計算してみないと分かりません。そして、今か将来か、どちらかで思っている通りの生活ができないとしたら、どちらを優先するかを決めなくてはなりません。そして、それを決めるのは本人しかできません。
一度、将来のキャッシュフローを計算して、将来の家計の状況を見てみてはいかがでしょうか?
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オフィス・ビブラビ代表。
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