オフィス・ビブラビの長尾です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。

体調管理はビジネスマンにとっても重要です。そして、その影響は思いの外大きいです。

社会人になった頃、知った言葉があります。それが、体調管理も仕事のうち、という言葉です。

この言葉と出会ったのは社会人成り立ての頃でした。まだ学生気分も抜け切っていなかったと思います。遊びたい盛りです。その上、学生時代までバスケットをしていたスポーツマンです。健康だけでなく体力にも自信がありました。ですので多少無理してでも遊んでいました。寝不足でも、多少体調が悪くても気合いで何とかできる（？）と思っていました。

そんな中、風邪をひいたことがありました。熱も高く、とても仕事に行ける状態ではありませんでした。その日は当時まだ新人だった私にとっては重要な打ち合わせが入っていました。気合いで（？)行くこともできたと思います。しかしその時の上司に、行くと伝えると、休むように言われました。

自分は一種の責任感から行くと言ったのですが、それは自分勝手でしかありません。行けば風邪を他の人にうつす可能性もあります。もちろん、無理に行っても体調が悪いので集中力もありませんし、気合いで少し高めても続きません。

その日休んだことで、打ち合わせは延期になりました。同僚の先輩方にも迷惑をかけました。元々の打ち合わせのために予定を空けてくれたことを無駄にしてしまいました。改めて打ち合わせの時間を空けてもらう必要もあります。そして、私の業務も、代わりにしてもらったり、対応してもらいました。

当時は新人なので対して重要な仕事を任されていたわけでもありません。それでも、急に休んだり、長期で休めば周囲に負担をかけることになります。誰かの予定を狂わせることもあります。迷惑をかけることになるのです。

もちろん病気なのだから仕方がないとも言えます。しかし私も部下を持つようになると、それほど単純にはいかなくなりました。フルコミッションの営業マンの時は稼ぐことが難しい環境になりました。そして今、自営業となってからは、もっと深刻な事態になります。

仕事には相手がいます。決まった打ち合わせには出なければなりません。相手の望むレベルの仕事を、相手が求める期限内にしなくてはなりません。これは全て相手との約束です。約束を果たすのは仕事人の責任です。その責任を果たせなければ、信用を失います。当然、仕事も失います。

初めて、健康管理も仕事のうち、という言葉を知った時、そんな大袈裟な、と正直思いました。しかしその後、自分でも体調管理に注意してきました。もちろん自分の心がけだけで何ともならないこともありますが、病気や体調不良で相手に迷惑をかけることなく今まできています。今になって思うと、大切な教えでした。

体調管理もプロの条件。今、それなりに自営業を続けることができているのも、体調管理に気をつけてきたおかげもあると思っています。

みなさんは体調管理を心がけていますか？

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