オフィス・ビブラビの長尾です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。

何事に対しても後ろ向きに考える人がいます。その中には自分が不幸だと考えている人が多いです。

後ろ向きに考える人の多くは、自分のことを不幸だと考えているようです。そして、厳しい言い方かもしれませんが、運がない、あるいは良くない現状は誰か他の人のせいだと思っている人が多いです。

望むことばかり起こる人はいません。良い結果ばかり出る人もいません。ただし、その中で自分には運がないと思っている人と、運が良いとまでは言わなくても起こったことや現実を受け入れている人がいます。

後ろ向きな人の話を聞いていると、その中の多くの人が、自分で決めていません。考えるのは大変です。その上、自分で決めるのには勇気も覚悟も必要です。結果に対しても責任を持たなくてはならないからです。

繰り返しになりますが、自分で考えて決めている人も、いつも望む結果が得られるわけではありません。ただし、自分で決めて始めたことです。良い結果も悪い結果も受け入れることができているようです。頑張った末の結果なら仕方がないと思えるのかもしれません。

結果には運も影響します。うれしいことではありませんが、頑張ってみたけれど、自分には向いていない、素質がないことに気付くかもしれません。十分に頑張れなかったとしたら、それほど本気じゃなかったことに気付くかもしれません。良い結果を得るために必要な行動や努力が苦手だったかもしれません。

しかし行動に起こせば、あらたな経験をすることができます。何かを身に付けることができます。さらに自分のことをもっと知ることができます。

良い結果が出なければ、誰でも落ち込みます。落ち込んでも良いのです。その上で、何が原因なのか考えて、もう一度チャレンジするのも良いでしょう。最初から自分で考えたことなので、振り返れば改善点も見つかるはずです。そして、自分には向いていないと分かれば、他のことにチャレンジすれば良いのです。いずれにしても、また前に進めば良いのです。

悪い結果が出た時、人や環境、運だけのせいにすると、そこで止まってしまいがちです。大切なのは、結果がどうあれ、前に進むことです。

少し厳しいことを言います。自分で決めていない人でも、何かしていることもありますし、していないこともあります。何をするかは、誰か他の人に言われたことに従っています。そして他の人の意見に従うと決めているのは自分自身です。しないと決めたのも自分自身です。これを自認してください。

実際、後ろ向きな考えの人は二種類の後悔をしているようです。一つ目は、他の人の意見に従った後悔、もう一つは、自分がしたいと思ったことを実行しなかった後悔です。
自分の人生です。自分で考え、自分で決めて行動する方が良いと思っています。その方が前向きに生きることができます。そして結果にかかわらず、後悔は少ないはずです。