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体調管理も仕事のうち?


オフィス・ビブラビの長尾です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。

体調管理も仕事のうちと言われています。本当でしょうか?

異常気象のせいか天候が不順です。このような時期は体調を崩しやすいものです。体調を崩すと、仕事にどんな影響が出るでしょうか?

  • 打ち合わせに欠席する
  • 仕事が期限に間に合わない

などが起こるでしょう。

ただし、今は働き方改革が進んでいる会社が多いです。職場の誰かが代わりに打ち合わせに出てくれるでしょう。代わりに仕事を完了させてくれるでしょう。誰でも体調を崩すことはあります。何か突発的なことが起こることもあります。そんな時、同僚に負担をかけることになりますが、それはお互いさまです。そして、誰かに何かあっても、仕事に大きな影響が出ない、これが、働き方改革の良い面です。

しかし、ほとんどの業務が誰でもできる、他の人に代わってもらえるということは、言い換えれば、打ち合わせに出席するのも、業務を行うのも、あなたでなくても良いのです。

もちろん、あなたに価値がない、という意味ではありません。例えあなただけでなく、他の人にでもできる仕事であっても、する人がいなければ困ります。言い方はきついですが、誰にでもできる仕事しかできない人も価値はありますし必要です。

しかし、仕事の中には、誰も代わりが務まらない、代わりにしてもレベルが下がる仕事もあります。そんな仕事ができる人の価値は、仕事を頼む側から見れば、高くて当然です。

これが仕事人としての価値の現実です。

体調を崩すことが多い人には、代わりに任せる人がいる仕事しか任せられないでしょう。さらに休みがちで当てにできない人の価値はもっと低くなります。決められた時間にしっかり仕事をしてくれる人の方が価値があるのも当然です。

実際、同じくらいの能力レベルを持っている人が多数いて、何かあっても代わりがいると思われている人は多いです。能力レベルが一般的であれば、厳しい言い方をすれば、仕事人としてはその他大勢に分類される人たちです。

この人にしかできない、できればこの人に任せたいと思われている人になりたいならば、その他大勢の中にいてはいけません。そして、その信頼と評価を維持するには、急に打ち合わせを欠席してはいけませんし、仕事の期限を破ってもいけません。

能力が一般的で休みがちな人、能力は一般的だが休むことがない人、この人でないとと言われている人の順番に、仕事人としての価値は上がっていきます。

では、価値の高い仕事人になるには、何が必要なのでしょう?

もちろん、能力レベルを上げる努力は必要です。しかし、それだけでは不十分です。プロのスポーツ選手を例に考えてみましょう。怪我で離脱すれば、巡って来たアピールする機会を失います。実績があっても、他の選手に機会を与えることになり、ポジションを奪われる可能性があります。

怪我による離脱は、仕事で言えば、体調不良で休むことです。仕事を休むことで、その他大勢に分類される可能性が高まります。チャンスが与えられても、アピールする機会を失います。高い評価を受けていても、当てにならないので、その他大勢と同じ扱いをされるようになります。

あなたが会社勤めであれば、ただ評価が低いだけでしょう。しかし、私のような個人事業主にとっては、死活問題です。機会を失えば、仕事を得ることができません。当てにならないと思われれば、仕事を任せられることもありません。つまり、稼げなくなることを意味するのです。

あなたが仕事人として、どのような評価を受けたいかは分かりません。それは、あなたが決めることです。しかし、高く評価されたいならば、急に休むことは避けなければなりません。そのために必要なことの一つが体調管理です。

体調管理も仕事のうちと言われるのも無理はないのです。