オフィス・ビブラビの長尾です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。

生きていればいろんなことが起こります。そして、心が乱れることも少なくありません。

人生は楽しいことばかりではありません。悪いことも起こることがあります。そして、思い通りにならないことはたくさんあります。それが人生です。

しかし、思い通りにいかなかったり、悪いことが起こると心が揺らぎ、乱れるものです。怒りが込み上げることもあるでしょう。悲しみに打ちひしがれることもあるでしょう。不安で眠れないこともあるでしょう。落ち込んで悪いことしか考えられないこともあるでしょう。私たちは人間なので仕方がないことです。

問題は、その後です。何もなかったように流す必要はありません。忘れなくて良いです。それは無理です。流したり忘れたりするのには無理があります。

流さなくて良いです。忘れなくて良いです。だからといって、何もなかった、大したことではないと、見て見ぬふりをしたり、スルーしてもいけません。一時は何とかなっても、いつか無理がたたり、大きな反動があるでしょう。

必要なのは、受け止め、受け入れ、そして前に向かうことです。

言葉で言うのは簡単ですが、実際には簡単ではありません。しかし、乗り越えなくてはなりません。

受け止め、受け入れるために必要なのは、感情を吐き出すことです。

誰か信用できる人、否定せずに聞き、受け止めてくれる人に聞いてもらうのも一つの方法です。ただし、聞いてもらう相手にも負担がかかることを忘れてはいけません。何度も同じ人に聞いてもらっていると、相手の負担が大きくなり、どこかで限界がきます。相手も一人の人間です。その人にも受け止め、受け入れないといけない望ましくないことがあります。他人の感情を受け止める余力が無尽蔵にあるわけではないのです。

もう一つは、私が主に使っている方法です。それは、紙に書き出すのです。気が済むまで書き出します。場合によっては何度も書き出します。読み返すのが嫌になるような言葉が並ぶこともあります。それでも、気が済むまで書きます。そして、書き終わったら燃やすなどして処分します。

人生は長いです。人生にはまだ先があります。何が起こっても、前に向かって進む方が良いです。悪いことも多く起こりますが、良いことも起こります。今は辛いかもしれません。しかし過去は変えられませんが、未来のことは分かりません。少なくとも未来は自分のこれからの行動で変えることができる可能性があります。そのことを忘れてはいけません。

希望を失ってはいけません。そもそも希望は失うことができるものではありません。希望があることを信じられなくなっただけです。

明けない夜はない

夜明け前が一番暗い

乗り越えられない試練は与えられない

挫折を乗り越えることで人は強くなる

苦しさを知っているから人に優しくなれる
どれも言い古された言葉です。きれいごとにしか聞こえないかもしれません。しかしいつか、いつかこれらの言葉が正しいと思える日が来ます。私は、人は誰もが試練を乗り越える力があると信じています。ただ、本人が信じていなければ無理です。自分は乗り越えることができる。まず、自分を信じてみましょう。