オフィス・ビブラビの長尾です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。

精神的に苦しんでいる人は多いです。そんな人たちの多くは、自分に自信が持てない人のようです。

精神的に苦しんでいる人に話を聞いてみると、その原因は、仕事がうまくいかない、経済的に困窮している、将来が心配、対人関係がうまくいかないなどさまざまです。

しかし、同じ環境や状況にある人が全員、精神的に苦しんでいるわけではありません。そして、誰にでも仕事がうまくいかない時もありますし、対人関係で困ったことも起こります。将来のことを考えれば、不安なことがいくつも浮かぶものです。

では、苦しんでいる人と、いろいろあっても問題なく過ごしている人との違いはどこにあるのでしょうか？

話を聞いてみると、根底にある原因は自信があるかどうかが多いようです。

最近は、人に対してのリスペクトが大切だと言われています。そしてリスペクトを表現し、伝えることが必要だと言われています。人から認められ、敬意を払われることで、自分の存在、自分の価値を認識することができます。いわゆる承認欲求を満たすことができます。そして、承認欲求が満たされることが自分に自信を持つ上で大きな役割を果たします。

しかし、自信が承認欲求に依存し過ぎることには根本的な問題があります。それは、自信が環境と他人の言動に依存していることです。逆に考えれば、自信がない、自信が持てない原因が環境や他人のせいとも言えてしまうからです。

では、どうすれば良いのでしょうか？

まず、他人と比べないことです。他人の考えを聞くことは良いことですが、他人の意見を参考にしながら自分で考えることです。その上で、自分で決めることです。全てがうまくいくことはないのが世の常です。結果が良くても悪くても、結果を受け入れることです。そして、今後、何ができるかを考えることです。これを繰り返すことが、結果的に自信を持つことにつながります。

人は誰もそんなに有能でも優秀でもありません。私は多くの人から自信があるように見えると言われます。しかし、自分ではそれほど有能だと思っていません。何についても上には上がいます。人には得手不得手があります。でも、努力し、経験を積むことでレベルアップはできます。

私にも苦手なことはたくさんあります。それでも、だからと言って、自信を失うことはありません。頑張ればレベルアップできると考えていますし、他の人の力を借りるなどすれば、どうにかなると信じているからです。

自分はレベルアップできる。そんな自分を信じてみてはいかがでしょうか？