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他人に頼る


オフィス・ビブラビの長尾です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。

人はそれほど強いものではありません。独りで頑張るだけでなく、他の人に頼ることも必要です。

生きていくのは大変です。良いことばかりではありません。さまざまなことが起こります。自分に非がなくても、悪いことも起こります。苦しい状況や、厳しい環境に置かれることもあります。

そんな時、どうしているでしょうか?

打ちひしがれ、自信を失い、希望も持てなくなることもあるでしょう。そんな時、自分で乗り切ることが出来る人もいるでしょう。そんな人でも、どんな状況や環境でも前向きになれるわけではありません。人はそれほど強くありません。

私は自分ではどうしようもない時、他の人に頼り、助けてもらえば良いと思っています。

しかし、人に頼り、助けてもらうのにも勇気が必要でしょう。恥ずかしいことも言わなくてはなりません。話した内容で軽蔑されるかもしれません。助けて欲しいと伝えても断られるかもしれません。このように、他の人に頼るのにはリスクがあります。そのため、他の人に頼るのを躊躇する人も少なくありません。

それでも自分ではどうしようもなく、他の人を頼る時に注意しなくてはならないのはどんなことでしょうか。

まずは、相手を選ぶことです。きちんと話を聞いてくれる人、そして助ける力のある人に頼りましょう。ただし、その判断も、こちらの一方的なものです。意外ときちんと聞いてくれないかもしれません。助ける力がないかもしれません。もちろん、助ける気がないこともあるでしょう。そして、一度助けてくれた人も、2回目以降には断られることもあるでしょう。

頼れば誰でも助けてくれるわけではありません。そして、同じ人が何度でも助けてくれるとも限りません。

しかし、助けてくれなくても相手のことを恨んではいけません。どうでもいい人だと思われていると落ち込む必要もありません。人を助けるのには負担がかかります。誰もが生きるだけでも大変です。他の人を助けたいと思っていても限度があります。相手には相手の事情があるのです。

ですので、まずは頼っても断られることがあると覚悟しておくことが大切です。断られることもあるので、断られたら、他の人を頼りましょう。

ところで、人はどんな時に助けようという気持ちになるのでしょうか?

頼って来た人のことが大切だからでしょうか?もちろん、それもあります。しかし、助けるには負担があるので、大切な人が頼って来たからといって、いつでも、どんなことでも助けることは出来ません。なので、頼ったのに助けてくれないからといって、大切に思われていないと思うことはありません。相手にも事情があり、助ける余裕があるかどうかは分からないからです。

もちろん、相手によって、どこまで負担を引き受けるかは変わるでしょう。では助けるために、どこまで負担を引き受けるか決めるのでしょうか?もちろん、どれだけ大切な相手かによって変わります。さらに大きく影響するのは、頼んできた相手が、どこまで今の状況を避けるために何をしてきたのか、今の状況から逃れるために何をしたきたのか、です。

天は自ら助くる者を助く、という言葉があります。自分で自分を助けようとしている者には、救いが与えられます。頼ろうとしている相手も決して余裕があるわけではありません。自分でなんとかしようとしているからこそ、他の人は助けようという気持ちになるのです。そして、本人が出来る限りのことをしても、苦境にあるならば、必ず助けてくれる人が現れると信じています。

自分で出来ることはしてきたか?

まだ自分に出来ることはないか?

苦しんでいる人にとっては厳しいことを言っているかもしれません。しかし、一度自分に問いかけ、考えてみて下さい。