オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

資産運用へ関心を持つ人が増えています。これは良いことですが、資産運用以前に必要なことがあります。それは稼ぐ力です。

多くの人とっての資産運用は、ライフプラン実現のためのファイナンシャルプランの一部です。あくまでも本業を持ちながら行うものです。もちろん運用益で生活するプロもいます。中には運用を仕事にするプロを目指している人もいるでしょうが、ごく少数でしょう。

運用益で生活することは目指さないほとんどの人にとって、生活の基盤は、働くことで得る収入です。しかし、働くことで稼ぎ続けるのも簡単ではありません。会社の寿命は50年と言われた時代もありましたが、今はそれほど長く存続することを期待することは出来ないでしょう。そもそも時代の変化とともに、産業構造は変わり、景気の良い業界や業種も変わっていきます。

そして時代の変化と共に、従業員に求める知識やスキルも変わります。勤めている会社が存続しているとしても、今の会社で今と同じ待遇が受けられるかどうか分かりません。

もちろん今の時代、転職も良いことです。しかし、今よりも良い条件で転職出来るかどうか、それ以前に転職出来るかどうかは、今の知識やスキル、経験などが転職先にとって価値があるかどうかで決まります。

転職しなくても独立するなど事業を立ち上げるという選択肢もあります。この場合は、実務面での能力だけでなく、事業全般にわたる能力が必要となります。

いずれにしても、稼ぎ続けるためには、転職サイトのコマーシャルのセリフではありませんが、汎用性のあるスキルを意識して身に付けることが大切です。

お金の健康を考える上で、稼ぐ力の重要性はますます高くなります。

あなたの稼ぐ力は十分ですか？

今の能力は、今後も必要とされますか？

今後も稼ぐ力を維持向上させるために何が必要ですか？

これらは、お金の健康のために、考える価値のある問いです。