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投資信託選びではコストにも注目


オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

投資対象で一般的なのは投資信託です。しかし、投資信託選びには迷います。

投資に興味がある人は多いようです。投資するには投資対象を選ばなくてはなりません。代表的なのは株です。しかし、株は難しいしリスクも高いイメージが強く、いきなり株に投資するのはハードルが高いと感じている人が多いようです。そこで、多くの人が投資対象として選んでいるのが投資信託です。

投資信託は運用のプロが株や債券などから投資対象を選んで運用してくれます。株の投資先の企業の研究や調査もプロがしてくれます。個人の投資額では難しい投資先の分散も出来ます。個人が金融資産を運用する上で、投資信託は最適な商品の一つです。

ところが一言で投資信託と言っても、膨大な数があります。どれを選べば良いか迷うものです。実際、選ぶ上で見なくてはならないものは多くあります。まず見なくてはならないのは、投資対処や目指す利回り、過去の運用実績などです。これらを見た上で、注目して欲しい点があります。それはコストです。

投資信託を提供している会社は多くの人からお金を集め、管理しなくてはなりません。ファンドマネジャーと呼ばれる運用する人を雇わなくてはなりません。投資先について調べるのにもお金がかかります。投資信託の提供は慈善事業ではなく営利事業です。当然、これらのコストをまかなった上で利益も必要です。このコストを払うのは当然、投資信託を買い、保有している人です。

まず、投資信託に投資する時、言い換えると投資信託を買う時、購入時手数料がかかります。これは投資する時に払わなくてはならないので目に付きますので注目している人も多いでしょう。

もう一つかかるコストがあります。これは所有している間、ずっと負担し続けるコストです。運用管理費用、または信託報酬と呼ばれるものです。多くの投資信託では年に一度、投資資金として預けている資産の一定割合を手数料として、資産から自動的に差し引かれます。

例えばこの運用管理費用が1%だとします。もし、その投資信託の過去一年間の運用実績が1%だとしたら、増えた1%は運用管理費用として差し引かれ、プラスマイナスゼロです。運用実績がゼロならば、ただ資産が1%減ります。

投資信託を選ぶ時、投資対象や目標利回り、過去の運用実績に目が行くものです。しかし、最終的な運用結果を考えれば、コストも同じくらい重要です。

身近で一般的なだけに安易に選んでしまうのが投資信託です。コスト、特に運用管理費用、信託報酬にも注目して総合的に判断して選んで下さい。