オフィス・ビブラビの長尾です。ブログへご訪問いただき、ありがとうございます。

望ましくないことの原因が分かるとホッとします。しかし問題は、そこからです。

体調が思わしくない、痛いところがあるなど健康面で良くないことがあると気になります。精神的にしんどくて、やる気が起きないなどのこともあると嫌なものです。そんな時、病院に行き、お医者さんから、病気であると診断され、病名がつくと少しホッとするものです。病気だと診断されること自体は嬉しいことではないはずなのですが、不調の原因が分かることでなぜか安心するのです。

そして、勉強や仕事、人間関係などでうまくいかないことがあったり、良くない状態がある時も似たことがあります。最近よく聞く、何々ガチャのように、親だったり上司だったり、誰かのせいだと思えば、気が軽くなるでしょう。自分が悪いわけではないとホッとするのです。

しかし、病名が分かっただけでは体調も精神状態も悪いままです。人生でうまくいかない原因が誰かのせいだと分かっただけでは現状は変わりません。病気ならば治療に取り組まなくてはなりません。人生ならば、何か新しいことに取り組まなくてはなりません。

原因が分かればホッとするでしょう。しかし、現状は変わらないのです。病気だと分かったら、治療して治しましょう。ガチャだとしても、現状を変える行動を起こしましょう。

病気になるのも、ガチャな人と関わらなくてはならないのも、自分では選べないことも多いです。私にも、自分ではどうしようもない、望ましくないことの原因があります。でも、私は他人に私の人生を決められたくないと思っています。

病気や他の人のせいで望ましくない状態にあることを自分で納得して諦めないようにしましょう。望ましくない状態のままでいることを許さないようにしましょう。望ましくない状態のままであることを受け入れてはいけません。自分以外のことや人に自分の人生の主導権を渡さないで下さい。
望ましくないことの原因が分かったとしても、そこで立ち止まらないで下さい。自分が自分のボスなのです。自分の人生の主役は自分自身です。自分で自分の人生を決めましょう。誰にでも、自分の人生を切り拓き、現状を変える力があると私は信じています。