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お金のことで悩みのある人とない人との違い


オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

お金のことで悩みがある人とない人ははっきり分かれているようです。どこが違うのでしょうか?

人はお金の問題について、実態以上に大きく感じるそうです。実際にお金で問題が起こると、なかなか解決策が見つかりません。少なくとも、簡単に解決する方法があるケースは稀です。短期間で難関を乗り切る方法があっても、それはその場しのぎでしかありません。再び、問題として現れてきます。一旦起こってしまうと簡単に解決出来ないのがお金の問題です。お金の問題を実態よりも重大に感じるようになっているのは、人のリスクを回避しようとする本能なのかもしれません。

ファイナンシャルプランナーとして家計を見させていただいた時、多くの家庭では、問題は起こっていません。そしてリスクのない人はいませんが、現場はそれほど大きくありません。そして、現状をお伝えし、リスクが低い状態を維持する対策についてアドバイスします。問題が起きている場合は、問題の将来への影響と共に解決策をお伝えします。

ところが、実際に問題が起こっていても、それほど重大に感じない人もいます。

誰でも問題は嫌です。見たくない、認めたくないでしょう。しかし、重大だからこそ、直視したくないと思っても見て見ぬ振りをしてはいけません。問題が起こっているのに、真剣に対処しないのも問題です。放置していても問題は解決しないのです。

もちろん問題は起きないに越したことはありません。そこで、リスクを回避したり、低減させることも大切です。ところが問題が起こっていないのに、起こるかもしれないと恐れている人もいます。一方、起こっていないだけでなく、そのリスクも低いのに思い悩むのも精神衛生上良くありません。

お金のことに悩みがあるかどうかは、実際に問題を抱えているかどうかや、リスクが高いかどうかには関係ないようです。楽観的か悲観的か、大雑把か細かいか、などの性格や考え方の影響が多いように感じています。しかし、起こっている問題を軽視するのも、リスクを恐れ過ぎるのも良いことではありません。感情や感覚、勘に頼り過ぎず、理性的に現状を見て、判断し、対処することが大切です。

あなたはお金の問題と適切に向き合っていますか?