オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
天は自ら助くる者を助く、という言葉があります。神様も仏様も厳しい人たちのようです。
先ほどの言葉は、天は、他人の助けを借りずに自分自身で努力する者に力をかしてくれる、という意味だそうです。つまり、自分自身で何とかしようとする人しか、助けてくれないのです。天は日本的に言えば、神様仏様でしょうか。ただ祈ったり願ったりするだけでは助けてくれないのです。なかなか厳しいです。
自分自身で何とかしようとする人は、思うような結果が出なかったり、厳しい状況にあっても、まだ自分に出来ることがあると考えます。そして、何とかしようと行動します。そうしているうちに、何か困難を打開する道が見えるのかもしれません。これが天の助けなのでしょう。
これは天、神様、仏様だけではありません。周りの人も同じです。頑張っている人には助けてくれる人が現れるものです。と言うよりも、本当に頑張っている人を見ると、助けたいと思う人が必ずいるのです。
本人が自分では頑張っていると思っていても、周囲が頑張っていると思わないケースもあります。中には、頑張っている振りをして、最初から他人に頼ろうとする人もいます。しかし、これは見透かされます。もちろん、本人は頑張っていると思っていても、頑張りが足りないと判断されている人もいます。いずれにしても、天も周囲の人も助けてくれないでしょう。まずは、自分自身で何とかしようとすることが重要なのです。
もちろん、自分の力ではどうにもならない悪いことが起こることもあります。落ち込み、自信を失い、自分を卑下し、悲観することもあるでしょう。自力で前を向き、再び自分で何とかしようと思うことが難しいこともあるでしょう。そのような時は、前を向くために他人の力を借りることも効果的です。
私は、コンサルタントとして、あるいはコーチとして現場の人の支援をしていると、中には前を向けない状態の人もいます。そのような人に、いきなり前を向いて、自分自身で何とかするようにさせることが出来ません。まずは、マイナスの気持ちをプラスマイナスゼロの状態に持っていかなくてはなりません。このような人に今までに何人も関わってきました。全員ではありませんが、多くの人を前を向ける状態にすることが出来ました。これは個人的な経験から身に付けたことです。
自分自身で何とかしようとする気持ちになれない人、正直に言えば頑張っている振りをしているけれど本当は頑張れていない人は、誰かの助けを借りる方が良いです。多くの人は、本当に頑張っている人しか助けないでしょう。しかし、多くはないかもしれませんが、私のように頑張れていない人を助ける気持ちのある人もいます。あなたの周りにも必ずいます。
リアルなつながりのある人に頼りたくない人も多いでしょう。だからSNSなどで相談しようとする人が多いのかもしれません。SNSはリアルでのつながりもなく、匿名の世界だからこそ本音が話せるのかもしれません。私は自分を開示していますが、相手が匿名でも相談を受けることがあります。もちろん仕事としてです。もし、自分では前を向くことが出来ず、周囲に頼れる人がいない場合、一度相談して下さい。力になれるかもしれません。
引き寄せの法則、原因と結果の法則など自己啓発、自己実現のセオリーも、結局、言っていることは同じです。天の助けを得たいなら、まず自分自身で努力し、何とかしようとしなくてはならないのです。
あなたは本当に自分自身で努力していますか?
オフィス・ビブラビ代表。
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