ビジネスパーソンに大切な三つの健康

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資格と稼ぐ力


オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

稼ぐ力は重要です。そのために資格が有効だと考えている人が多いようです。

お金の健康の土台は収入です。そこで稼ぐ力が注目されているのは良いことです。その稼ぐ力をつけるために、資格取得に取り組む人も多いです。ネットなどで調べると、稼げる資格、有望資格などが多く紹介されています。では、これらの資格を取れば稼げるのでしょうか?

例えば私が持っているファイナンシャルプランナーという資格があります。稼げる資格、有望資格として上位に紹介されている資格です。私は国家資格であるファイナンシャルプランニング技能士一級、民間資格の最上位のCFPを持っていますので、資格保有者としては十分です。ファイナンシャルプランナーの場合、ただ資格を持っているだけでは稼げません

大きな会社で総務や人事などに所属していて、資格手当が支給される会社もあるかもしれませんが多くはありません。一般的にファイナンシャルプランナーで稼ぐには大きく分けて二つの方法があります。

  1. 金融機関や不動産業などで営業の場面でファイナンシャルプランニングの知識を活かす
  2. ファイナンシャルプランニングを有料で行う

1は企業内FPと呼ばれています。あくまでも営業職です。営業実績を上げるためにファイナンシャルプランニングの知識を活かしています。

2は独立系FPと呼ばれています。有料でファイナンシャルプランニングを行うので、純粋にファイナンシャルプランニングで稼ぐと言えます。ただし、独立系FPは二つに分かれています。個別にファイナンシャルプランニングを行なったり、講演やセミナーを行うだけで稼いでいるのは一つ目です。一方、多いのは二つ目です。ファイナンシャルプランニングでは提案の中で資産の運用や保険の見直しや加入が含まれることが多いです。多くのFPは保険会社などの代理店をしていて、保険や投資信託を販売することで手数料をもらうことで稼いでいます。

ファイナンシャルプランナーの場合、資格を持っていれば稼ぐ機会が出て来るわけではありません。企業内FPにしても、代理店としての手数料を中心に稼いでいる独立系FPにしても、営業力がなければ稼げません。手数料収入を得ていない独立系FPは、相談してくれる人や講演を頼んでくれる会社や組織、セミナーに参加してくれる人を見つけなくてはなりません。このために必要なものも営業力です。

資格を持つことで、手当がついて給料が増える可能性があります。就職や転職の際に有利に働くこともあるでしょう。これらも資格の価値と言えます。資格を持っていることで稼ぐ力が増したと言えるでしょう。

しかし、資格を取るために学んだこと、身に付けたことを生かしているかと言えば、クエスチョンマークが付きます。ファイナンシャルプランナーの場合、企業内FPであっても独立系FPであっても資格を取るとこで身に付けたことで稼ぐ力を発揮しようとすれば、営業力など他の力も必要です。

資格を持つことにはさまざまなな価値があり、メリットがあります。しかし、資格を持つことで何を得たいのか?、についてしっかりと考えることが大切です。特に資格取得を通して得た知識やスキルを生かしたい稼ぐことに活用したい、と考えるならば、戦略を練らなくてはなりません。

ここまで書いてきたように、資格を持っているだけで稼ぐ力がアップするわけではありません。どのように活かすのかを考え、そのために必要なことを実行しなくてはなりません。せっかく頑張って取った資格です。是非稼ぐ力アップのために活用して下さい。

私はファイナンシャルプランナーとして、企業内FP、独立系FPの両方を経験してきました。資格を稼ぐ力をアップさせるために活用したいと考えていらっしゃるなら、ご相談下さい。きっとお役に立ちます。

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