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新年早々だからこそ家計の話


オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

明けましておめでとうございます。年末年始はどのように過ごしましたか?意外と散財しませんでしたか?

師走から年末年始にかけては何かと物入りな時期です。忘年会にクリスマスなどイベントも多いです。年末年始に帰省や旅行する人もいます。そしてプレゼントにお年玉。お金の出ていくことの多い時期です。

しかも今は久しぶりに自粛が求められていません。新型コロナ以前と同様、あるいは自粛の反動で以前以上に、イベントが多かったり、出費かかさんだ人も少なくないのでしょうか?

多くの人がイベントなどがあれば、それほど厳密でないにしても予算を考え、決めておきます。しかし、イベントの多くは予算をオーバーします。せっかくの機会です。予算に縛られて制限するよりは、楽しみたいものです。それはそれで良いことです。

しかし、予算を超えてお金を使ったのは現実です。そして、それは何らかの影響を与えることも現実です。先々の予算を減らすなどしなければ、最終的にお金が足りないということになります。そして、実際には貯蓄に回す予定のお金に影響が出るケースがほどんどです。必要なお金は必要です。結局、最終的に調整出来るのは貯蓄なのです。

イベントだけでなく、生活していると予定していなかった出費があるものです。いくら考え、緻密に予算を立てても、全てが予定通りということがないのが人生です。そこで必要なのが予備費です。

必要なお金は必要です。そして貯蓄は将来の生活にとって必要です。しかし、将来必要なものと比べると、今必要なものの方が重要に感じるのが人です。貯蓄を支出の調整弁にするのではなく、あらかじめ予備費を予算化しておくことが効果的なのです。

そもそも今年の家計の計画を立てていない人もいるでしょう。計画を立てていても、予備費を予算化していないで使い過ぎた人もいるでしょう。予備費を予算化していても、年末年始に計画以上に多くの出費をしてしまい、予備費がほとんどなくなっている人もいるでしょう。

今からでも十分間に合います。2023年は始まったばかりです。年末年始のイベントの多い時期を超えて、支出状況を確認し、計画を見直しましょう。

ファイナンシャルプランは計画の精度も大切ですが、計画通りに支出を管理すること、そして定期的に見直すことが重要なのです。物価高などで家計の管理の重要性が一層高まっています。家計管理の方法を、この時期にしっかりと考えてみてはいかがでしょうか?