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進んで自分をほめてみる


オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

最近、いろいろな所で耳にする言葉があります。それが、ほめ活です。

鬱病の人が増えているそうです。鬱病とまではいかなくても、軽鬱と呼ばれる状態にあったり、心療内科を受診する人も増えているようです。いずれにしても精神、メンタルの状態の良くない人が増えていることには間違いないようです。

そのようなメンタル面で弱っている人の間で話題になっているのが、ほめ活だそうです。そもそも、ほめ活は、相手を褒めることが良好な人間関係を築き、維持するために有効なこともあって注目されていました。ところが最近は、自分で自分を褒めるほめ活も話題になっているようです。

では、どんなことで自分を褒めるのでしょうか?

したいと思っていたことが出来た時。これは誰でも当然褒める対象になると思うでしょう。

しなくてはならないと思っているけれど出来ていなかったことが出来たのも、出来なかったことが出来たのですから褒めて良いと思う人が多いでしょう。

しかし、これだけでは、褒めることがあることは滅多になく、毎日褒めることなど出来ない人が多いでしょう。

しかし、視点を変えて見ると、それ以外に実際に出来たこと、したことは毎日多くあります。実は、誰でもしていること、出来ることは、心臓が動く、呼吸するに代表されるように、生命の維持に関係する体内の動きだけです。それ以外していることは、全て自分の意思でしていることなのです。それ以外のことは、当たり前のことだと思っているとしても、毎日多くのことを自分の意思でしているのです。

こんなことは出来て当たり前、して当たり前と思うかもしれません。しかし、当たり前のことでも出来たことを自分で褒めるのを恥ずかしいと思うことはありません。誰も聞いていないのですから。

私の場合、他人に褒められると、うれしいこともありますし、照れ臭いこともあります。本音を言うと、他人から褒められた時、素直には聞けなくて、時には腹が立つこともあります。私があまのじゃくだからかもしれませんが(苦笑)そして私は、自分で自分を褒めるのも苦手です。照れ臭いのです。

しかし、他人のことを褒めることで相手との人間関係に良い効果があるとすれば、自分で自分を褒めるのは、自分との関係を良くする効果があるのかもしれません。精神的に安定した状態を保つには、自分自身と仲良くすることが大切なのかもしれません。そのために意識して、恥ずかしがらずに自分で自分を褒めるのは良いかもしれません。

出来なかったことにだけ目を向けるより、出来たこと、したことに目を向けてみてはいかがでしょう?

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