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自分のやる気の扱い方


オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

やる気にあふれている時は、気持ちも前向きで、心の状態も良いものです。しかし、やる気が出ないと言う人も少なくありません。

やる気に満ちている状態、言い換えるとモチベーションの高い状態は好ましいと思っている人は多いです。やる気満々であれば、いろいろなことに前向きに取り組め、挑戦も出来るでしょう。逆にやる気がわかない状態が続けば、気分も落ち込みがちでしょう。そのため、モチベーションを高く維持したいと思っている人は多いです。

しかし現実には、やる気が出ないとこぼす人が多いです。実際、やる気をコントロールするのは簡単ではありません。

やる気が維持出来ないと言う人に、やる気が出ていた時、やる気が出ない時の話を聞いてみると、さまざまな理由があります。しかし、やる気が維持することが難しいと言っている人が言う理由には、共通していることがあります。それは、やる気を左右する理由の多くが他の人にある、ということです。

逆に、いつもやる気にあふれていて、高いモチベーションを維持している人に聞くと、違う答えが返って来ます。やる気を自分でコントロールしている、少なくとも、コントロールしようとしているのです。

実は、やる気やモチベーションの根っこには、動機があります。そして、動機には外発的動機付けと内発的動機付けとの二種類があると言われています。人からの評価や報酬、賞罰などが外発的動機付けの代表的なものです。そして、内発的動機付けは、興味や関心、意欲によります。

そして、やる気やモチベーションを維持している人は、内発的動機付けが強い、あるいは内発的動機付けを意識してうまく利用しているようです。

さらに、やる気やモチベーションを維持している人には共通した特徴があります。やる気やモチベーションを削ぐような、他の人の言動や環境、言い換えるとマイナスの外発的動機付けの影響を避ける、スルーするなど、影響を最小限にとどめることを意識していることです。ですので、外発的動機付けが弱くても、無くても行動することが出来るのでしょう。そもそも、外発的動機付けを期待していないのかもしれません。

内発的動機付けだけで行動出来る人はいません。ただし、他の人や環境を当てにしていると、やる気やモチベーションを維持するのは難しいです。行動を左右する動機付けの中で、内発的動機付けの割合が高い方が、やる気やモチベーションを維持しやすいです。

もしあなたが、やる気が出ない、モチベーションが上がらない原因が、他の人や環境にあると考えていれば、外発的動機付けの割合が大きいのかもしれません。動機付けを他人任せにしていては、やる気やモチベーションを維持することは難しいです。

あなたは何に動機付けられていますか?

外発的動機付けに頼る方が大きくありませんか?

マイナスの外発的動機付けに振り回されていませんか?

もし、他人や環境に左右されているのであれば、やる気やモチベーションの主導権を取り戻しませんか?