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収入がライフプランの土台


オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

ファイナンシャルプランナーがすることの一つはライフプラン作りのお手伝いをすることです。その土台となるのは収入です。

人生では、さまざまなイベントがあります。住まいに関すること、お子様の教育に関することなど、人生のイベントにはお金が関係します。お金の面で、ライフプランを考えるお手伝いするのがファイナンシャルプランナーです。基本的な生活費にイベントも含めてキャッシュフロー表を作ります。その時、主に一年単位で、将来の家計の収支を計算していきます。

年度ごとの収支を計算するので、大きく分けて必要な数字は二つです。一つは、生活費やイベントに必要なお金を合わせた、その年に必要なお金です。そして、もう一つは、収入、その年に入って来るお金です。その年の収支は、(その年の収入)-(その年に必要なお金)で計算出来ます。

望むライフプランを実現するためにキャッシュフローを見るのですが、使えるお金は収入によって決まります。つまり、ライフプランの土台となるのは収入なのです。逆に言えば、将来の収入の予測が立たなければライフプランは作れません。そして、収入が変わればライフプランも変わる、変えなくてはならないのです。

会社などに勤めている人は、勤め先の給与体系がはっきりしていることが多く、将来の収入の予測は立てやすいです。しかし、最近は働き方改革への対応などで雇用形態や給与体系が変わる会社も少なくありません。基本的に残業をしてはいけないようになり、残業代が減り、結果として給料が減っている人もいます。新型コロナウイルスの影響で、ボーナスがなくなったり、一時的に給与がカットされた会社もあります。勤めていても、収入は予測通りにならないことも少なくありません。その場合は、ライフプランとお金の使い方を見直す必要があるでしょう。

一方、自営やフリーランスの人の場合、収入は不確定です。希望するライフプランを決め、そのために必要なお金を確保出来るだけのお金を稼ぐことを目標する考え方もあります。しかし、収入が不確定な上に不安定な現実もあります。現実的な収入の予測を元に、ライフプランを考える方が良いかもしれません。また、勤めている人と比べて収入の予想は外れる可能性が高いです。実際の収入の状況を元に、将来の収入の予想をし直し、定期的にライフプランを見直すことも必要でしょう。

人生設計の土台は収入です。転職も当たり前となっている上に、終身雇用も危うくなっています。今後は、稼ぐ力が重要になります。

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