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適切な自信を持っていますか?


オフィス・ビブラビの長尾です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。

精神的に安定している人には適度な自信を持っている人が多いようです。適切な自信とはどんなものでしょうか?

適切な自信はどんなものか理解するのは難しいです。しかし自信のない人と自信過剰な人のことを考えてみると理解しやすいかもしれません。

私はコンサルタントの仕事で多くの現場のビジネスマンと関わってきました。私のクライアントは中小企業が多いので、中には中卒や高卒の方もいらっしゃいます。

その経験の中で感じていることは、自信を持てないほど能力が低い人はほとんどいないということです。つまり、自信がない人は自己評価が実際より低いだけなのです。

逆に飛び抜けて生来の能力が高い人も多くいません。もちろん努力し、経験を積んで高い能力を持っている人はいます。そんな能力の高い人も二つに分かれます。実際の能力以上に能力があると思い、自信過剰になっている人もいます。そしてまだ上には上がいることを受け入れててまだまだだと思っている人もいます。

自分の能力への評価は本人が自覚しているものと同じとは限りません。例えば自分の能力をやたらとアピールする人、特に人に対して威圧的だったりマウントを取りたがる人がいます。このタイプの人は自分では能力が高いと思っています。ただし、本当は自信がない人が多いです。人からすごいと言われたり、他に人より優れていることを認めさせなければ不安なのです。つまり自覚はないかもしれませんが、心の底では自信がない人が多いのです。

自信は他の人から認められることで育まれ、強化されるものです。逆に言えば自信がないから他人から認められることを求めるのです。いわゆる承認欲求です。極端な言い方をすれば、承認欲求の強さは自信のなさの表れなのです。

この承認欲求も複雑です。本当は自分に自信を持っているのに、自信がないように振る舞う人もいます。そんなことはないよ、能力があるよ、すごいよ、と言って欲しいのです。これも先程の例と同じく、自分では認めていなくても自信がないことも少なくありません。このように、本当に自信があるかどうかと言動は違うのです。

自分自身に自信を持っていれば自己肯定感を持つことができます。これは主に他の人から与えられます。自己承認欲求が強いと、他者から認められることを求めます。そして、望むような承認を得られなければ不安になり、攻撃的になったり、落ち込んだりします。これが精神的な不安定さの原因のことが多いです。

私は他の人から自信があるように見えるようです。正直に言えば、それほど自分に自信はありません。言い換えると、自己肯定感はそれほど高くありません。しかし頑張れば何とかできるかもしれないと自分に期待を持っています。自信があるとすれば、何とか求められていることに応えられるように頑張れることです。いわゆる自己効力感と言われるものです。

自分の能力への自信は他者から承認されることで強化されます。しかし過度に他の人からの承認を求めないことが大切です。承認欲求が強すぎると、精神的に不安定になります。

本当に必要な自信は、今の自分の能力に対するものではありません。何とかできるという自信というよりも、何とかできるまで頑張れるという自信だと思っています。これが適切な自信だと考えています。

他人から認められることにエネルギーを注ぐよりも、実現したいことにエネルギーを注ぎませんか?

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