オフィス・ビブラビの長尾です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。
ストレスの多い社会です。心の健康を保つには、メンタルの強さが必要と言われていますが、本当でしょうか?
鬱病と診断されるほどではなくても軽うつ状態の人が増えているようです。また、精神科でなくてもう心療内科に通院している人も多いです。精神的にダメージを受けていて、医師や薬に頼る必要のある人が多いのが現実です。
一方、HSP(Highly Sensitive Person)、一般に「繊細さん」と呼ばれる人が4人に一人いるそうです。以前から神経質な人もいれば、他人のことを気にし過ぎる人や対人関係の苦手な人もいました。このような人がHSPと言われるようになったのだと思います。以前と比べて増えているかどうかは分かりません。ただ、HSPというカテゴリーが作られ、一般的に使われるようになり、HSPだと他人から分類される人だけでなく、自ら認識する人は増えているようです。
一方、「褒めて伸びるタイプなんです」と言う人が増えているようです。本人が言っていることが本当ならば、HSPとは違うかもしれませんが、厳しいことを言われたりすると、落ち込み、前向きになれなくなるのですから、根っこは同じだと考えています。
最近、Z世代は傷つきやすいと言われています。その背景には、怒られるどころか叱られる機会がほとんどないことがあります。褒めて育てることが良いとされ、個性を尊重し、自主性を重んじられる時代です。したくないことはしなくて良い、したいことはして良いとされる時代です。ハラスメントも問題になっていて、厳しいことを言われたり、不機嫌な顔をされる経験も減っています。一般的にZ世代と言われる中でも、このような経験が少ない上の世代と、全くない下の世代とに分かれるようです。
私達、いわゆる昭和世代は、厳しいことを言われ、嫌な事を強要されることも多い時代に育ちました。そのため、厳しい状況への一種の耐性ができていると思っています。嫌なことでも、経験することで一種の慣れが生じます。どう受け止め、どう対処するかも身に付けることができます。
ただ厳しいだけの指導や理不尽な要求が良いとは思っていません。しかし、厳しいことを言われることで気付けることも多いです。失敗は嫌なものですが、その経験から自分に欠けていること、不十分なことを知ることができます。周囲が期待している結果が出なければ、叱責されなくても、落胆したり、失望している顔をされるかもしれません。それは辛いことですが、次は褒められたり、喜んだ顔をしてくれるようにしたいと思うのも、成長などのモチベーションになります。
このように対処するにはメンタルの強さが必要なのでしょうか?
メンタルを鍛えるには多くの経験を積み重ねることが必要です。時間がかかります。以前よりストレスが少ない、厳しい言い方をすればストレスから過度に守られてきた年月は取り戻せません。
実際私はメンタルの強さとは違うものが必要だと考えています。それは考え方です。ストレスやショックを受ける事態になった時の反応の根底にあるのは考え方です。考え方が、受け止め方と、その後の行動を決めます。そこで、解決策の一つは、考え方を変えることだと考えています。
人は生きていればストレスを受けるものです。特にビジネスでは、思い通りにいかないことや失敗、理不尽な出来事、厳しい叱責など精神的にショックを受けることも少なくありません。
これらを回避しようとすると、新しいことに取り組むなどのチャレンジもできませんし、対人関係も希薄にしなくてはなりません。それでは、ビジネスマンとして成長はできません。挑戦する機会も与えられません。重要な仕事を任せられることもないでしょう。
そして現実には、ストレスやショックを全て回避することはできません。
ビジネスマンとして成長することを望むならば、ストレスやショックへの対処法を身に付けることが不可欠です。どんなことが起こっても、心の健康を維持することができる能力を持つことが大切なのです。
あなたはビジネスマンとして成長したいですか?
あなたは自分の成長のためにチャレンジし続けたいですか?
ストレスやショックに対処できていますか?
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オフィス・ビブラビ代表。
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