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仕事は生活するために必要なこと。それ以外には？

なぜ仕事をしているか尋ねると、多くの人が生活、つまり生活費を稼ぐためと答えます。もちろん、お金を稼ぐことは大切です。実際、お金がなければ生活できません。

では、仕事をするのはお金のためだけでしょうか？

実際、ほとんどの人が生活のためにはお金を稼がなくてはなりません。そのために働かなくてはならない状況にあります。仕事をしていれば苦しいこともあれば、嫌なこともあります。仕事に行きたくないと思う日もあるかもしれません。そして多くの人が、お金が十分にあり、働かなくて良い生活にあこがれます。

ところが、実際に稼がなくても生活に困らないだけのお金を持っている人も働いています。そのような人に働いている理由を聞いてみると、仕事を通してでしか得られないことがあるから、と答える人が多いです。具体的には人や社会とのつながり、人や社会への貢献、自身の成長などの実感や、達成感、存在意義、生きている意味などがあげられます。

このような話を聞いて、お金のために働かなくてもいいのに、ぜいたくな悩みだと思う人も多いでしょう。生きていくためにはお金が必要です。そして私も含めてほとんどの人が、お金を稼ぐためには働かなくてはならないのが現実です。

仕事をしているからこそ得られるものもあります。もちろん、仕事は楽しいことばかりではなく、しんどいことも苦しいことも辛いこともあります。しんどい部分だけを見て、生活のためには働かなくてはならないとだけ考えれば、仕事をすることはただ辛いことでしょう。

繰り返しになりますが、仕事にはしんどさもありますが、仕事をしているからこそ得られるものもあります。収入以外の仕事をしているから得られているものにも目を向けてみてはいかがでしょう。

ちなみに、収入以外のことに価値があると考えている人、仕事自体を楽しんでいる人の方が、仕事で成功し、稼いでいる人が多いようです。
仕事の辛い面、嫌な面だけでなく、仕事をすることで得ているもの、仕事を辞めてしまうと失ってしまうものに何があるのか考えてみることをお勧めします。前向きな姿勢で仕事をすることは、心の健康にもお金の健康にも大切ですので。