オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
不安、不満、怒りなどの負の感情は心の健康にとって良くありません。分かっていても囚われてしまいがちです。
生きるのは楽ではありません。苦しいことも多いです。失敗もします。人生なんて思い通りにいかないことだらけかもしれません。しかし、それが人生です。
周りを見ると、負の感情など持っていなさそうに見える人が多くいると思えるかもしれません。生き生きとしている人、楽しそうにしている人、幸せそうな人ばかり目に入るでしょう。しかし、一見何の悩みのないように見える人も、負の感情を感じることがあります。誰もが負の感情を持っていたり、持った経験があるのです。
自分はこんなに悩み、苦しんでいるのに、他の人は平然と暮らしているのだろう?と思うかもしれません。きっと他の人の悩みや苦しみは自分と比べて大したことがないのだと思うかもしれません。
もちろん、悩みや苦しさを比べることは出来ません。しかし言えるのは、誰にでも悩みや苦しみはある、ということです。ただし人によって、負の感情の扱い方が違います。そして、平然と暮らしているように見える人は、負の感情を処理する方法を身につけています。
自分一人で、負の感情を処理出来る人もいます。しかし、負の感情に囚われてしまいがちな人は、他の人の力を借りるのも良い方法です。まずは、自分の気持ちを吐き出すことが効果的です。話を否定せずに聞いてくれる人、自分の苦しさを理解してくれる人、感じている苦しさを受け止めてくれる人、そんな人に話を聞いてもらい、吐き出すのです。
ただし、話を聞いてもらう相手は選びましょう。その人自身が苦しさを処理出来ず、自分で扱い切れず、溢れてしまっている人は避ける方が良いです。特に、自分と同じ、あるいは似たことで苦しんでいる人は避けた方が良いです。言い方は厳しいですが、ただの傷の舐め合いになり、抜け出すきっかけにはならないどころか、もっと深みにはまってしまう可能性があります。
それでも、まずは吐き出すことが話す目的です。最初はちゃんと聞いてくれる人に話せれば良いです。ちゃんと聞いてくれ、分かってくれる人がいることが大切です。それで、少し前向きになれるなら良いのです。そして、吐き出すことで、自分が持っている負の感情を自分自身で処理出来るかもしれません。
ただ、吐き出しただけで処理出来ない時は、話す相手を変える方が良いでしょう。吐き出すだけでなく、他のことが必要だからです。そして負の感情を抱えたままの人からは、必要なことを得ることは出来ません。そのような人ばかりと話していても出口は見つからないのです。
誰が自分の負の感情を処理するために必要なのかは話してみないと分かりません。もちろん、負の感情を他の人に話すこと自体が勇気が必要なことでしょう。しかし、自分で処理出来ず、悩み、苦しんでいるならば、勇気を出して他の人に話してみて下さい。それがきっと、負の感情から抜け出すための大きな一歩になります。自分自身の心の健康のためです。勇気を出して下さい。
オフィス・ビブラビ代表。
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