オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
急激な円安と物価高で日本経済の先行きに不安感が広がっているようです。そこで資産運用への関心も高まっています。
バブル崩壊後から繰り返し政府は貯蓄から運用にシフトするように促してきました。今回も、運用へのシフトを後押しするためにiDeCoやNISAが拡充されることが発表されました。
日銀の低金利政策が続いています。銀行などに貯金していてもほとんど増えません。その中で、資産運用を始めたり、検討し始める人が増えています。
投資対象は株式、債券、不動産、通貨(外貨)、金に代表される物など多種多様です。そして、これらを直接売り買いする方法もあれば、投資信託のように特定の投資対象での運用をプロに任せる仕組みを利用する方法があります。実際に投資しようとすると、選択肢が多すぎて選ぶのは大変です。そこでさらに、お金を預ければ分散投資を行なってくれるサービスもあります。
もちろん、投資は貯蓄と比べて大きく増える可能性があります。一方、貯蓄は目減りすることはありませんが、投資では得することもあれば損することもあります。投資する場合の一番の課題は、不安定さとの付き合い方です。
投資する限り、資産が増え続けることはありません。増えると嬉しいですが、減ると悲しいだけでなく不安になります。不安になると、全部引き上げてしまうか、見たくないのでそのまま放置するかのいずれか極端な行動を取ることが多いです。しかし、そのいずれも投資家の行動としては適切ではありません。
投資にはさまざまな考え方、手法、理論があります。複数あるといことは、絶対的に正しいものがないということです。どれを採用すれば良いかにも迷うものです。
それでも、投資は自己責任で行うものです。何に投資するのかを選び、減った時にどうするのかだけでなく、増えている時にどうするかによって、最終的な運用結果が決まります。
そのためには、
- 資産運用の理論と手法を学ぶ
- 資産運用の手法を選ぶ
- 投資先を選ぶ
- 必要に応じた対応を行う
ことが必要です。
今は、株価も債券価格も為替も大きく動いている時です。資産運用を始める時期として簡単な時期ではありません。投資先を選ぶのも、変動に応じて対応するのも難しい時期です。だからこそ、資産運用の考えどころと言えるのです。
オフィス・ビブラビ代表。
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