オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
人間関係に悩みを持っている人は多いです。そして、人間関係の問題は、現実以上に大きな問題だと認識してしまうと言われています。これは社会的動物、人間の性ですので、やむを得ないことです。
ところで、一緒にいてストレスを感じるのは、どんな人ですか?
一緒にいてストレスを感じるのは、どんな人ですか?
これらの質問への答えは人によって違います。人の振る舞いには個性や傾向があります。性格も影響しますし、それまでの経験にも影響を受け、その人なりの振る舞い方が形成されます。その結果、遠慮がちな人もいれば、自由奔放な人もいます。
しかし、同じ人でも相手によって振る舞い方を変えているものです。例えば自由奔放な傾向の人でも相手によっては遠慮がちに振る舞うものです。あくまでも、その人なりにであって、元々遠慮がちな人にとっては十分遠慮なく振る舞っているように見えるかもしれません。
そして、相手の振る舞いに対する評価も人によって違います。同じ振る舞いをされても不愉快に感じる人もいますし、気にならない人もいます。同じ人でも、相手によって感じ方も違います。これはその人の振る舞い方に関係しますが、どう感じたかを相手に伝えるのか伝えないのか、伝えるとしたら、どのように伝えるかも、人のよって違いますし、相手によって変えるものです。
自分の好きなように振る舞えば、不愉快に感じる人もいることは誰でも分かっています。そこで、相手のタイプを想像し、誰でもある程度は相手に合わせて振る舞いを変えます。どのように変えるかによっては、変えること自体に大きなストレスを感じるかもしれません。
相手に合わせて振る舞いを変えたのに、相手が不愉快になることもあるでしょう。その場合は、さらに強いストレスを感じるものです。相手に合わせて振る舞えない自分を責める人もいるでしょう。頑張っても好かれない、受け入れられないと自分を卑下する人もいるでしょう。思い遣りがないなど、相手に不満を感じる人もいるでしょう。
このように、対人関係は面倒な上に、思い通りにいかないことが多いものです。これは、ここまでに書いた通り、人によって元々の振る舞いも違い、好ましいと感じる振る舞いも違うことが原因です。仕方がないのです。
では、どうすれば良いのでしょうか?
まず、開き直ってはいけません。相手に合わせて振る舞いは変えることをやめてはいけません。自分の振る舞いに対する相手が好ましくなくても、相手が悪いと決めつけてもいけません。
その上で、自分に無理のない範囲で相手に合わせて振る舞いを変え、それでも反応が悪い相手とは、距離を置きましょう。相手は相手の判断基準があるので、相手が悪いわけではありません。ただ合わないと割り切るのです。もちろん距離を置くと言っても、相手によっては近くにいる時間も長く、関わる機会も多いでしょう。自分の出来る範囲で相手に合わせ、相手の反応は流すのです。決して、こちらから失礼な態度を取ってはいけません。実質的な距離は必要に合わせるしかありません。その上で、心の距離を取るのです。
良い人間関係とは、お互い無理のない関係だと考えています。どちらかが無理をし続ければ、いつかは完全に壊れてしまいます。しかし相手に合わせているのは相手も同じです。そして、自分が無理しているのと同じくらい、相手も無理しているのかもしれないことを忘れてはいけません。多くの場合、自分が苦手な相手は、相手も苦手だと思っています。ただ相性が悪いのかもしれません。そんな相手もいると割り切りましょう。
周囲の人と、適切な心の距離感を意識して保つことを意識してはどうでしょうか?
オフィス・ビブラビ代表。
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