ビジネスパーソンに大切な三つの健康

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投資と向き合う


オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

貯蓄から投資へ、と言われた時期がありました。政治的な意図もありましたが、必要な転換です。

日本人は貯蓄好きと言われている通り、諸外国と比べて貯蓄額が多いです。そして貯蓄したお金のほとんどは、銀行などに預けてられています。銀行などの預金は金利は低いですが、リスクはありません。リスクを嫌う傾向の強い日本人には合っています。

しかし、預金の金利は、インフレ率よりも低いです。預金が増えるよりも、物価の方が上がります。つまり見た目の額面は増えていても、実質的に目減りしてしまいます。これはこれで問題です。

そこで勧められるのが投資です。投資は預金よりも高いリターン(利回り)を目指して運用します。当然、リスクもあります。リスクがない、あるいは低くて高いリターンが得られると良いのですが、それは現実的ではありません。リスクを低くすれば、高いリターンは望めません。高いリターンを求めれば求めるほどリスクは高くなります。

リスクは誰にとっても好ましいものではないので、低リスク高リターンの投資話は魅力的です。しかし、そんなに甘い話はありません。何か落とし穴があることも多いので注意が必要です。

また、投資商品は多種多様な上に、銀行の預金などと比べて仕組みが複雑なものが多いです。特に期待出来るリターンの高いものほど仕組みはより複雑なものが多いです。選ぶために必要な知識も多いですし、仕組みを理解するのにも時間と手間がかかるでしょう。しかし、投資するのであれば、避けてはいけません。

さらに投資にはリスクがあるので、リスクと向き合わなくてはなりません。一時的に期待以上に良い結果が出ることもあれば、期待を下回るどころかマイナス、つまり目減りすることもあります。一時良かったのに、悪くなることもあります。一時悪かったとしても、ずっと悪いままのわけではなく、悪い分を取り返すくらい良い時期も来ます。一喜一憂することなく、この変動に慣れることも必要です。

投資するには、いくつものハードルがあります。

  • 投資商品を選ぶために必要なことを知る
  • 投資商品を研究する
  • リスクとの向き合う

などです。

それでも投資とは向き合うことは、お金の健康のために必要なことです。